軽井沢の教会巡りと猫ペンション

冬の軽井沢をいろいろ巡ってきたのでルートの紹介をします。

1日目は旧三笠ホテル　→　石の教会　→　軽井沢高原教会　→　ペンションカスティール
という１泊2日の工程で、すべて徒歩で周れるコースです。
2日目は軽井沢プリンスホテルスキー場でスノーボードもやりました。

旧三笠ホテル

旧三笠ホテルは軽井沢駅北口より駅前の商店街を抜け、並木道をひたすら歩いた先の徒歩30分ほどの距離にある明治時代のホテルで館内見学が出来ます。
創業は1906年で100年以上も昔の木造建築で、今は重要文化財にも指定されています。建物は創業当時の半分ほどの規模になってしまったそうですが、それでもかなりの広さ。館内には創業当時の規模がわかる模型もありましたが本当に大きいな建物だったようです。

創業から100年以上も経っているので流石に全てのモノが創業からの使用されているとは思えませんが、このようなレトロな雰囲気が大好きな人にとっては歩いているだけでも楽しい施設でしょう。
特に電気を使用していない暖房設備やトイレなどの設備に関しては不便もあるでしょうが、そのデザインに惹かれるものがあります。さすがにトイレは不便か・・・

100年もたってるとは思えないくらい立派で綺麗な建物でした。旅館でもたまに凄いところありますよね。（悪い意味で・・・）

今回は雪景色真っ盛りの真冬に行きましたが、夏の景色も綺麗そうです。

石の教会

2012年付近のJR中央線の電車内広告で石の教会のライトアップされた写真が印象的で、見てみたいなとずっと思っていたので行ってきました。ペンションのチェックインの時間もあり、ライトアップまでは滞在できませんでしたが、他には無い珍しい建築で一見の価値はありです。

自然とひとつに調和することを目指すオーガニック建築という在り方
季節を呼吸する「生きている建築」
設計者は、現代を代表するオーガニック建築家 ケンドリック・ケロッグ。
この地を自らの足で徹底的に歩き、土地そのものからインスピレーションを受け、軽井沢の四季や内村鑑三の思想と深く響き合う、独創的な建築をかたちにした。

引用元：石の教会公式ページ

外の回廊はもちろん、教会内まで徹底したオーガニック建築。これはここで挙式もしたくなりますね。すぐ隣に宿泊できるホテルも併設されています。

教会の中では説明してくれる担当の方が一人付きお話を伺うことができましたが、この石の教会はなんと世界一の結婚式の回数が多い式場で、中でも一番驚いたのは朝の6時から挙式をするくらい予約が入ってるそうです。もう何時から準備するんだろうとか呼ばれた親族も大変だな・・・と思いました。

軽井沢高原教会

石の教会から歩いて数分のところに軽井沢高原教会はあります。こちらも車内広告で石の教会とセットでキャンドルのライトアップイベントの時の写真がとても印象的でした。
冬のクリスマスライトアップも完全予約制でやっているようです。
軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス 2021 公式サイト

こちらは夏のキャンドルナイトにも訪れており、冬の雪景色とはまた違った装いを見ることができます。
夏も本物のキャンドルを使用したライトアップイベントです。
軽井沢高原教会 サマーキャンドルナイト 2021

この軽井沢高原教会の周辺エリアは石の教会、ホテルブレストンコートを含めた一帯の敷地でキャンドルイベントをやっているので散策がてら周ってみるのが面白いかもしれません。しかしあまり時間をかけすぎたり風や雨などの天候にの状態によっては消えてしまっているキャンドルもありました。少し早めに到着することをお勧めします。

ペンション　カスティール

夕方、宿泊する待望の宿「ペンション　カスティール」へチェックイン。
そこには6匹の猫たちが待つという…

さて、こちらのお宿、猫はペンション内に放し飼いにされており洗面台で水を飲んだりストーブの上で暖をとったり自由に過ごしています。この時は宿泊客は我々1組のみでしたので猫も自由に部屋に連れて行って良いと言われました。

この時期はスノーボード客もいると思いましたが冬はオフシーズンらしく、宿を貸し切りで猫たちと思う存分戯れることができ楽しい夜を過ごせました。朝食を食べ後はオーナーさんに軽井沢プリンスホテルスキー場まで車で送っていただきました。親切でフレンドリーなオーナー夫妻と猫たちに癒されに行ってみたはいかがでしょうか。